第14回子どもと登山教室(子どもと登山委員会)

~富士山の洞窟探検~

開催日:令和8年5月31日(日)
対 象:幼児、小中学生(保護者同伴)

人気のある富士山の洞窟探検に6家族・19名が参加しました。スタッフ7名と富士山駅に集合。
「胎内溶岩樹型」と呼ばれる二つの洞窟とコウモリが棲んでいる「雁の穴」に向いました。

船津胎内樹型
富士山駅から大型タクシーの分乗して、国の天然記念物に指定されている「船津胎内樹型」へ。先ず係の方の説明を聞いてから、ヘルメット、手袋を装着します。スタッフのヨッシーくんが最初に入り、子どもたちはその後に続きます。「父の胎内」は一方通行で「母の胎内」はピストンです。

   
 

吉田胎内洞窟
船津胎内樹型ですっかりテンションが上がりました。次の「吉田胎内洞窟」へは、森の中を一列になって進みます。ハルゼミとウグイスの声を聴きながら、いくつかの標識を確認していくと、鉄の扉が現れました。「この鍵で開けたい人~!」の声に全員が手を挙げました。さあジャンケンです。

   
   

中ノ茶屋でランチ
午前中の洞窟二つを楽しんだら、ランチする中ノ茶屋まで再び森の中を行進。お腹が空いた頃、ようやくお店が見えてきました。シートを敷いたり、岩に腰かけたり、家族ごとに食事を始めました。

   

雁の穴
いよいよ、今日のメインイベント、コウモリの棲む雁の穴に出発。許可がないと入山できない自衛隊の演習地に入っていきます。広大な敷地の中は、美しいアカマツの林が続いています。ここも爽やかなハルゼミの声に包まれています。GPSで位置を確認しながら、分け入っていくと、ようやく標識が見つかりました。

   

ヨッシー君が先ず入って、子どもたちが続きます。すると二匹のコウモリが飛び出してもう一つの穴に消えていきました。出てきた一人は「頭に当たって、ビックリした~」と嬉しそうに話します。ただ以前より土が堆積していて、以前より狭くなっていました。二つの洞窟探検を終えて演習地を出ていくと、草原の空に夏雲が浮かんでいました。皆さま、お疲れさまでした。 ⑱⑲⑳

   
コース

富士山駅~船津胎内樹型~吉田胎内洞窟~中ノ茶屋~雁ノ穴~ふじさんミュージアム~富士山駅

感想

挑戦する勇気ややり抜く力も得られました
今回、家族で「富士山の洞窟探検」に参加させていただきました。企画・運営してくださった委員会の皆さまをはじめ、温かくサポートしてくださったスタッフの方々に心より感謝申し上げます。
今回は、我が家は2回目の参加です。前回参加した際、富士山の噴火によって生まれた洞窟や地形に大きな感動を受けました。自然が何千年もの時間をかけて作り上げた景観は、写真や映像では味わえない迫力があり、すごく感じていました。
当日の朝、息子はとても楽しみにしていて、最初の洞窟ではお友達が何度も出たり入ったりしながら探検を満喫していました。
二つ目の洞窟では、子どもたちがじゃんけんで鍵の担当を決めていました。大人が指示するのではなく、子ども同士で自然に役割を決める様子が微笑ましく感じられました。
三つ目の洞窟ではコウモリを見ることができました。頭のすぐ近くを飛んでいった瞬間、息子は驚いて身をすくめていましたが、その後は興奮気味に何度も話していました。怖さと好奇心が入り混じる貴重な体験だったと思います。
帰り道は、息子は少し疲れてしまい、皆さんから遅れて歩く場面もありましたが、最後まで諦めることなく自分の力で歩き切り、無事にゴールへ到着することができました。洞窟探検の楽しさだけでなく、挑戦する勇気や最後までやり抜く力も学ぶことができた一日でした。また、スタッフの皆様が案内してくださったおかげで、行程も無理のないペースで計画されており、大人も子どもも安心して自然を楽しみながら歩くことができました。
翌日にも息子はコウモリの様子をいきいきと話してくれました。自然の中でしか得られない経験が、子どもの成長につながっていることを改めて実感しています。今後も自然に親しみ、その大切さを学びながら、環境を守る心を育てていきたいと思います。
ありがとうございました。また来年も機会がございましたら、ぜひ参加させていただきたいと思います。
今後ともよろしくお願いいたします。(蔡 静静)