新宿発、特急さざなみ号で浜金谷駅へ
この日は、毎回参加してくれるFさん親子三人とスタッフ５人が、JR浜金谷駅に集合。鋸山の登山口までは約１０分くらい。途中のお肉屋さんで名物のコロッケを食べました。できたてのアツアツのコロッケはとても美味しく、多くの人が立ち寄っていました。登山口に着くと頂上への道が二本、今回は左側の「車力道コース」を登りました。

Mくんが隊長、スタッフ二人が副隊長に～
今回はMくんを隊長にして、スタッフの二人が副隊長。Mくんのペースで登って、何度かの休憩を取っていきました。発見があるたびに話し合うのですが、Mくんの知識がとても豊かで、スタッフは随分和ませてもらいました。途中、鯉やネコ？が現れて、すっかりご機嫌。キツい階段も、なんとか登ることができました。

石は房州石として、建築資材に使われました
鋸山は、長い年月をかけて火山噴出物が固まった凝灰岩の山です。ナイフでスパッと切ったような岩壁から、多くの石が建築資材として運ばれました。そうした歴史は産業遺産にもなり、多くの外国人も興味深く観ていました。見上げるような切り通しや観音洞窟は驚きの連続でした。

180度の見晴らしと、足がすくむような展望台
鋸山の見どころは、何といっても展望のよさ。この日はお天気もよく東京湾の向こうに三浦半島、富士山までクッキリ見えました。名物の「地獄のぞき」は長蛇の列だったので、パスをして日本寺を経由しロープウェー駅に向います。

帰りは船で三浦半島の久里浜港へ
山頂駅から一気に下りるロープウェーの景色は迫力満点。わずか４分で山麓駅に着きました。海辺沿いの道を歩いて浜金谷港を目指します。帰りのルートは、フェリーによる三浦半島の久里浜港コース。船に乗るとカモメが飛んできて、手から上手にカッパエビセンを取っていきました。こうして楽しい山と海の日が終わりました。