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小学生 高学年(2)

ぼくだけの山の家

ジーン・クレイグヘッド ジョージ 著

ニューヨークの家を出て、少年サムがむかったのは、キャッツキル山脈の深い森。大木のうろをすみかに、相棒のハヤブサ「フライトフル」とともに1年間をすごします。すべてを自分で考え、つくり、解決してゆくサム。やがて、自然とは、そして自分とはなにか、ということに気がつきはじめます。半世紀、アメリカでよみつがれてきた名作の邦訳。

 

偕成社
1,680円
2009年刊行


わたしの山の精霊(リューベツァール)
ものがたり

オトフリート・プロイスラー 著

中央ヨーロッパの大山脈リーゼンゲビルゲの深い森に、山の頂に、はたまたふもとの村に、現れた七変化の精霊(リューベツァール)。精霊のいたずらに、村びとや山の旅びとたちは泣いたり笑ったり――。作者は「大どろぼうホッツェンプロッツ」シリーズでも知られるドイツの作家・プロイスラー。戦争によって故郷を追われたプロイスラーが、遠いふるさとを思いつつ書きあげた、愉しくも切ない民話の旅。

 

さえら書房
1,785円
2011年刊行


冒険図鑑

―野外で生活するために (Do!図鑑シリーズ)

さとうち藍 著

「冒険」には勇気だけでなくリスクを減らす知識も必要です。本書は、知っておくべきこと、得する知恵をたくさんのイラスト入りで紹介したアウトドア全書。構成は「歩く」「食べる」「寝る」「作って遊ぶ」「動・植物との出会い」「危険への対応」の6章立て。薬草、応急手当、料理の基本、観天望気など、役立つページがたくさん。

 

福音館書店
1,680円
1985年刊行


ぼうけん図鑑

ホールアース自然学校 監修

コンパスや地図の使い方、火の起こし方から、道迷いや川でおぼれそうになったときの対処法など、子どもが自然の中でたくましく生きるための知恵と工夫を写真とイラストで紹介する図鑑。学校では教えてもらえない、緊急時に役立つ知識がたくさん載っています。

 

PHP研究所
1,995円
2013年刊行


登山入門

近藤信行 著

登山関連の評論や評伝で知られる著者による、山登り初心者のための指南書。山登りとはなにか、登山の歴史、地図の読み方、登山技術や山の危険、山と文学・芸術などについて広く解説されているほか、登ってみたい50の山、山の文学からの名文紹介もあり、さまざまな角度から、登山の楽しみを示してくれる好著です。

 

岩波ジュニア新書
735円
1982年刊行


尾瀬ハイキング ――花・鳥・道

蜂谷緑 著

美しい花々と湖沼で知られる尾瀬の魅力を描いた1冊。はじめて尾瀬に行く人のための服装や靴、モデルコースや見どころ、伝説や自然保護の問題までていねいに説明しています。 はじめて尾瀬に行く人のために花と鳥の図鑑もついた親切なガイド。

 

岩波ジュニア新書
609円
1984年刊行


ズッコケ山岳救助隊

那須正幹 著

ハチベエ、ハカセ、モーちゃんのおなじみズッコケ三人組は町内会の登山に挑戦して頂上をきわめますが、下山中、霧にまかれて遭難してしまいます。雨を避けたり熊を警戒しながらはぐれた大人たちを探す途中、ある誘拐事件を目撃! とらわれた子どもたちを助けることができるのでしょうか? 山を舞台に三人組が大活躍するストーリー。

 

ポプラ社
1,050円
1990年刊行


山の自然教室

小泉武栄 著

大雪渓とお花畑の白馬岳、縞枯れ現象が観察できる北八ヶ岳、ミズバショウと地塘の尾瀬、南アルプス北岳にしか咲かないキタダケソウ…。日本の山は不思議と楽しさがいっぱい。気軽に登れる高尾山から日本アルプスの山々まで、地形・地質、高山植物など、バラエティーに富んだ自然の宝庫をガイドする。

 

岩波ジュニア新書
819円
2003年刊行


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