2022年9月 定例山行「 栃木/石裂山 」


日 程 2022年9月17日(土)
目的地 石裂山 
コース 新鹿沼駅10:10 ⇒(レンタカー)⇒ 加蘇山神社下駐車場(登山口)10:43 ⇒ 
竜ヶ滝四阿11:15〜26 ⇒ 千本桂11:32〜37 ⇒ 中の宮跡四阿(昼食) 12:10〜40 ⇒
奥の宮12:50〜13:00 ⇒ 主稜線出合13:42〜48 ⇒ 東剣ノ峰13:55 ⇒ 西剣ノ峰14:15 ⇒ 石裂山オザクサン(879.4m)14:33〜35 ⇒ 月山ガッサン(890m)15:00〜12 ⇒ 稜線から下山路へ15:40 ⇒ 竜ヶ滝四阿17:05〜15 ⇒ 加蘇山神社下駐車場(登山口)17:40 ⇒
(レンタカー)⇒ 18:10新鹿沼駅 
 上り(石裂山まで) : 3.7km  標高差507m  所要時間3:50
 下り(石裂山から) : 3.4km  標高差521m  所要時間3:05
参加者 渡辺、大西、喜多、保坂、辻橋、中臺、(計6名)
担 当 中臺
記 録 文 / 保坂、辻橋   GPSデータ/渡辺   写真 / 渡辺、保坂、中臺

  足尾山系に位置する石裂山。行きたかった山で35年も温めてしまった。
気持ちが高ぶる。
新鹿沼駅集合、今回はレンタカー、中臺さんの運転で登山口の加蘇山神社に30分ほどで到着。
さあ、ザックを出そう…とトランクのドアが開かない。ザックのシッポ(ストラップの先っぽ)を噛んでしまった
ようだ、どうしても開かない。シッポは切ってしまった。痛かったろうに。
気を取り直してスタート。
 
加蘇山神社

気を取り直して出発!

  登山道は加蘇山神社の横を入る。大木の杉木立のなかを進むと瀧音が聞こえ清滝、 次に竜ヶ滝に到着。竜ヶ滝の四阿で休憩して進んでいくと周遊コースの分岐点になり 左側に登っていく。左側に登っていく。
少し行くと栃木県の天然記念物の大木の千本桂が見えてくる。

コース分岐前にひと休み

竜ヶ滝

千本桂
千本桂の頂を見上げる


  ここから風水害で荒れたコースをう回したり渡渉しながら登っていき、中ノ宮四阿に到着。
少し早いがランチタイムとした。

まるで沢登

渡渉中

イワタバコの花後

ランチタイム

  さてここから行者返しの岩に取付く、梯子と太いクサリで慎重に上がる。行者返しの岩を登りきって、
さらに梯子で洞の奥ノ宮へ往復、祠に一礼する。
登山道は梯子とクサリが随所に設置され管理されている。感謝の限りです。

本日のメイン 行者返しの岩へ!

慎重に取りつく

気が抜けない

もう少し!

途中にこんな苔の景色も

さらに梯子で奥の宮へ

奥の宮

奥の宮往復

  稜線出合いまでの道に岩に根っこが絡みついて階段のように足が運べるのもいい。
稜線歩きは風が通り心地よく少し行くと東剣ノ峰に着く、西剣ノ峰へは急峻な下り、上りで梯子が活躍。
急峻で梯子登山の繰り返しでやっと着いた石裂山の山頂は狭かった。

木の根の階段?

東剣ノ峰を目指して木の根の階段を上る

立派な橋を渡り

もうすぐ東剣ノ峰

東剣ノ峰のピーク

東剣ノ峰を下り西剣ノ峰を目指す

長〜い梯子

ミヤマママコナ(深山飯子菜)の花

岩と木の根で足元が・・・

西剣ノ峰のピーク

西剣ノ峰を下り石裂山へ

石裂山山頂

  目の前の鋭い三角岩の月山を目指す。ここも梯子登山で月山頂上はやや広く鳥居と石の祠がある。
ここで槍ヶ岳トレーニング中の若者に集合写真を撮ってもらった。

月山頂上の鳥居と祠

月山頂上での集合写真

月山からの眺望 日光連山

  いよいよ分岐へと下る。背後から「七十、八十代が登る山じゃないよね〜」と聞こえ、「ふむ」と
変に納得の私。
下りも岩に設置された梯子・クサリで一気に高度を下げ、歩きやすい道になるも油断は禁物。
分岐を過ぎ加蘇山神社まで無事到着。

下山開始

またもや岩と木の根下り

岩場を抜けた

スギ林の中を下る

スギ林の中の空間

もうすぐ分岐点へ戻る

タマガワホトトギス花後

キバナアキギリ

タマガヤツリ 苞葉が目立ちます

もう秋の気配が

  大きなアクシデントもなく山遊会メンバーはベテランぞろい。さすがです。
反省会は駅近くの蕎麦屋・みっちゃんで、小さなアクシデントは笑い飛ばして乾杯!
私は一足お先に失礼した。石裂山楽しかったな〜

本日のGPSデータ

<<反省の弁 : 辻橋明子>>
  今回の石裂山は私の好きな山の一つで、昔から何度か登っており、9年前の5月にも定例山行の係として出かけております。
そんな気安さのある山でしたが、今回加齢による?しくじりが多々あり参加者の皆様に色々ご心配やらお気遣いをさせてしまったことをお詫び申し上げます。
  先ずは今回のコースが竜が滝の四阿から先、千本桂から中の宮跡の四阿への登山路が荒れて大きく変わり、悪路続きの迂回路になっており前回の倍以上の時間がかかりました。
この途中のぐっぐっの草付きの傾斜を下りる時に最初のミスをしました。
横木を両手で掴んで一段腰くらい下に降りるのに左足を下ろし、ザクザクの草付きに右足を下ろして踏ん張ろうとした瞬間真横に倒れ、ゴロゴロと4、5回転がってしまいました。
幸いに、岩コロも木の根もなく傾斜も緩かったので、すぐに起き上がれて、メガネも落ちずに済みましたが、
これは履いていた靴が原因かと思います。
コロナ禍以後、高尾山程度の山へ時折行くくらいだったので、駄目になった登山靴を買わないまま、多少底厚
だけれど靴底のフニャフニャに柔らかい靴で歩いていて、その靴で来ていました。
柔らかな土につま先を蹴こんだら、登山靴の様には行かず踏ん張った途端つま先がグニャっとなり転けたのでした。
  第2のミスはストックを持参してなかった事。
傘寿の身なのに普段からストックを使わ無いのですが数日来の雨模様の中、道が滑りやすくなっており、
一度尻餅をついた時足を捻ってしまいました。
すぐ後ろにいた渡辺さんが手早く靴紐をほどき、足首のツボを押しながら処置してくださるその手を払いのけるほどの痛さに悲鳴をあげました。 持っていたタイガーバームを塗りたくり、中臺さんが差し出すテーピングテープでギリギリと足首を巻いて下さった渡辺さんの手当てのおかげで、テープを外した跡の鬱血が取れた跡、2度ほどフットコンデショニングに通ったら、全く痛みもなくなり、捻挫にはならなりませんでした。
保坂さんのストックのおかげでその後の下山も楽でした。
私の普段からのビスターリ歩きとアクシデントのおかげで、予定の下山時刻より2時間近く遅くなり、レンタカーを借りてきている係の中臺さんにもヤキモキと気を使わせてしまいました。
そんなこんなで今回の参加者の皆様、本当に申し訳ございませんでした。そして有難うございました。
                                                              
  

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