2020年3月定例山行「日光沢温泉」




日 程 2020年3月28日(土)〜3月29日(日)
目的地 奥鬼怒 日光沢温泉
コース 3月28日(土)
東武鉄道鬼怒川温泉駅バス停 出発10:15 ⇒バス(1:40 1,570円)⇒ 11:55女夫渕バス停(昼食) 12:25 ⇒(0:30)⇒ 12:55鬼怒の中将乙姫橋 ⇒(0:40)⇒ 13:35二つ岩橋 ⇒(0:55)⇒ 14:30八丁の湯14:40 ⇒(0:15)⇒ 14:55加仁湯15:00 ⇒(0:15)⇒ 15:15日光沢温泉   
3月29日(日)
日光沢温泉8:40 ⇒(0:50)⇒ 9:30八丁の湯(日帰り入浴)10:30 ⇒(1:50)⇒ 12:20鬼怒の中将乙姫橋 ⇒(0:35)⇒ 12:55女夫渕バス停 出発15:25 ⇒バス(1:40)⇒ 17:05鬼怒川温泉駅バス停
参加者 辻橋、大野、中臺、渡辺 (4名)
係 り 渡辺
記 録 文 / GPS : 渡辺   写真 : 渡辺、中臺


GPSデータ



 3月28日(土) 新型コロナの蔓延で外出自粛が言われ始めたなか、担当者としては中止の可能性も頭をよぎりはしたけれど、月例集会も懇親会も通常通りやったので、その勢いで実施を決心した。
当日は曇りのち雨の天気予報ながら時たま晴れ間も見え、ほぼ貸し切り状態の東武特急きぬ107号で、鬼怒川温泉駅10:00に予定通り4名が集合。
東京ではすでに品切れが続いているマスクが鬼怒川温泉駅の売店で販売されているのを中臺さんがめざとく見つけて、早速購入。
入荷したところだったと言うがあっという間に人だかりができて瞬く間に売れていく。

 女夫渕行きの市バスは、予想外に多くの乗客を乗せて10:15に出発。距離40km以上、1時間40分の長旅である。
バスは鬼怒川温泉街の巨大なホテル群を横目に見ながら上流へ。このバスは4つのダムを通過する。
川治温泉を過ぎて山間を上っていくと、まず初めに五十里ダムが現れる。五十里湖は鬼怒川本流ではなく、男鹿川という野岩鉄道に沿った川にかかるダムだ。その支流には湯西川ダムもあるが、これは今回見ることはできない。
一方、本流の鬼怒川には五十里ダムに並んだ形で川治ダムがある。バスはその川治ダム堰堤の上を通って上流に進み、青柳平でのトイレ休憩をはさみやや小ぶりの黒部ダムを通過し、さらに川俣ダムへと鬼怒川本流を遡っていく。

 川俣温泉の寂れた数件の宿を通過したら終点は近い。女夫渕バス停には11:55に到着した。
ここには以前、女夫渕温泉ホテルという露天風呂で有名な1軒宿があったが、2013年2月に起きた地震で廃業、解体撤去して跡形もなくなっていた。
まだ源泉はあるはずだから、せめて日帰り温泉だけでも復活して欲しいと思うのだけれど、ここまでに通過したいくつかの温泉街の衰退を見ると採算的に困難なのだろう。

 乗客のほとんどは加仁湯と八丁の湯の送迎バスに乗り込んで出発し、我々は誰もいなくなった駐車場の中の東屋で手早く昼食を済ませて出発。
ゲートの閉まった奥鬼怒スーパー林道からいきなり階段を登り、小さな峠を越えて再び沢に下ると長い橋があった。「鬼怒の中将乙姫橋」という名の新しくできた橋である。橋を渡ると猿が1匹河原を歩いていた。

いきなりの急な階段

鬼怒の中将乙姫橋

川沿いを行く

まだ朝晩は寒いのか

 その後も猿を見かけたが群れではなく、いずれも単独であった。日陰には少し雪が残っていたが、このあと道にはほとんど雪がなかった。地図には川沿いに温泉マークが4箇所ばかり記載されている。確かにその辺りを通ると硫黄の匂いが微かに漂っていた。
八丁の湯までの道程の約半分のところに二つ岩橋、砥の岩橋という橋が連続している場所がある。それを過ぎると広い河原となり、護岸工事が大々的に行われていた。この膨大な量のコンクリートブロックを運ぶのにはどこから作業道を作ったのだろうか。

暖かいからかヒメツチハンミョウが多く見られた

人が近づいても全く動じない単独猿 

恐らく昨年の台風19号で倒れた樹木

まもなく八丁の湯 残雪の中を行く

 八丁の湯は大きく変身していた。真新しいログハウスが何軒か建ち、ランプしかない昔の素朴な温泉宿のイメージは全く残っていなかった。それは加仁湯も同じで、むしろ加仁湯の3階建てビルへの変身の方がさらに大きいかもしれない。

八丁の湯に到着

ログハウスが立ち並ぶ八丁の湯 

奥鬼怒スーパー林道と加仁湯

加仁湯(ホテル?)の前で

 八丁の湯から加仁湯温泉、日光沢温泉までは林道歩きとなり、目的地が近づいたことでペースも上がり各々15分の道のりで15:15に日光沢温泉に到着した。

日光沢温泉到着

日光沢温泉近くの大規模な護岸工事

まさに爪痕

 早速、部屋に案内されくつろいだ後、内湯と露天風呂を楽しんだ。食事の時に集まった顔ぶれを見ると、夫婦と子ども2人と祖母の5人家族、カップル1組、単独が2組、そして我々だった。
食後、女性陣は19:00〜21:00の女性専用露天風呂を楽しんだらしい。ただちょうど雨が降り出したところで、桶を頭に被って入ったとか。

ちょっと渋い部屋

日光沢温泉内湯

露店風呂(下)

露店風呂(上):ここは湯が黒い

お待ちかねの夕食

静かな夕食でした

 雨は夜遅くまで降り続いており、部屋も比較的暖かかったので朝起きたときの積雪には少々驚いた。いつ雪に変わったのか気付かなかったが、結構な積雪量だった。雪は朝食の間も、出かけるときもしんしんと降り続いていた。
新雪が深そうだったのでオロオソロシの滝方面に行くのは断念し、下山することになった。50分程かかって八丁の湯に到着、日帰り入浴をすることに。

起きたら大雪!

ボリュームたっぷりの朝食 

雪支度で記念撮影

下山開始

 ちょうどチェックアウトの時間だったので、宿泊客と入れ替わって静かな露天風呂を楽しめた。ただし、雪の降りしきる中の入浴で頭に被る桶もなく、少々寒い思いをしたけれど・・・。
混浴露天風呂は3箇所あり(別に女性専用が1箇所)、脱衣所の直ぐ横にあるのが雪見の湯でここが創業当時からの野天風呂だそうだ。一番高い場所にある滝の横の露天風呂(石楠花の湯)には屋根があり、ゆっくりできたが、女性専用風呂とつながる一番広い露天風呂(滝見の湯)はぬるくて長くは入っていられなかった。
 私はほぼ40年前に暮れから正月にかけてこの八丁の湯に逗留したことがあるが、この「雪見の湯」で滝を見ながら持ち込んだ一升瓶で、仲間達と雪見酒をやったのを思い出した。

八丁の湯 露天風呂

八丁の湯で改めて雪支度

 八丁の湯を出て、日光沢で一緒だった5人家族と前後しながら、雪道を歩く。行きと違って大きく異なる雪景色は新鮮で、見応えがあった。
八丁の湯から2時間半足らずで女夫渕駐車場に到着。わずかな差で昼過ぎのバスには間に合わなかったけれど、無料休憩所でゆっくりと昼食がとれた。
ただ、暖房はなく最終バスの時刻まで2時間半、最初は良かったものの徐々に寒くなり震えた。
ようやくやってきたバスはやはり八丁の湯と加仁湯から来た客で結構埋まり、車窓からの雪景色を堪能しながら鬼怒川温泉駅に到着。

八丁の湯を出発

久しぶりのアイゼンで

手すりもこの通り

雪の二つ岩橋

思わぬ雪景色を堪能

帰途 雪をまとった鬼怒の中将乙姫橋

女夫渕駐車場に到着

バス出発前の雪景色

川治ダム湖畔から

 鬼怒川温泉駅前にはSL専用の転車台があり、ちょうどSLが到着し転車台で方向転換をするところであった。SLは北海道から、また、転車台は広島県の三次駅から移設されたものだとか。滅多に見られないものなので、SLが方向を180転換する様子を動画を撮りながら見物した。
上り電車が来るまで駅前で反省会をと思ったが、どの店もやっておらず諦めて駅弁と酒を買い込み、特急車内での反省会となった。

転車台の蒸気機関車「大樹」

車中反省会

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