2016年9月　定例山行「尾瀬／燧ケ岳と散策」

2016年9月定例山行「尾瀬／燧ケ岳と散策」

日程	平成28年9月10日（土）～12日（月）
目的地	尾瀬／燧ケ岳
コース	10日東武浅草駅9：10ー会津高原尾瀬口12：26～50沼山峠15：00－長蔵小屋着16：10　泊 11日長蔵小屋6：30－俎嵓10：10－柴安嵓（燧ケ岳）11：00ー見晴らし十字路14：30ー原の小屋14：50　泊 12日原の小屋7：00－鳩待峠10：25－戸倉12：27ー上毛高原駅13：53
参加者	松島岳生　江村美津子　古閑栄子　計3名
係り	古閑栄子
記録	文・写真 / 古閑栄子

9月10日東武浅草駅発、列車、前2両が会津高原尾瀬口迄直行、早々、席を陣取る。揺られながら人間ウォッチング、居眠りしながら3時間15分。会津高原駅でバスを待ちながら持参のお弁当で腹ごしらえ。バスに乗り込み沼山峠。沼山峠からは登りでは有るが1時間程で長蔵小屋に到着。入浴は出来るが石鹸使用は不可。松島さん、江村さん入浴。満足な様子でした。

9月11日長蔵小屋6：30出発。長蔵小屋から見た燧ケ岳は大きく圧倒された。歩き初めはそんなに急登では無く楽しみながら登る。気が付と一合目の標識、30分程登ると二合目、だんだん急登になって来る。三合目迄15分､四合目迄30分、五合目迄15分、急登を登って六合目、少し広くなっているので一休み。結構きつい。リンゴを頂く。 9：05元気が出たところで出発。ゴロゴロ岩が続出で足元に気を取られ、標識に気付かないうちに九合目。見上げると大きな岩。これを登り切らないと前には進めない。それでも10分位で俎嵓に到着10：10。ここが燧ケ岳？　後で分ったが俎嵓。しかし足元が悪く休んでる場合では無い、15分程周囲の山々を見渡すがジッとしていると寒くなり、すぐさま前に聳え立つ山に。乗り越さなければ前に進めない。大きな岩とゴロゴロ岩を一旦下り同じような条件で前に聳え立つ山、柴安嵓に登る。しかし30分程で聳えて見えた山頂に到着。地図では柴安嵓とあるが立派な新しい標に燧ケ岳と記してあった。ゆっくり休み昼食を摂る。

さて、ここからは下りとなる。小屋の情報では「笹とヌカルミで足元が悪く気を付けて下さい、昨日ヘリで運ばれた人もいました」と言われたのを思い出し緊張。登って来た人に聞いてみると「下りの半分は岩のゴロゴロで後の半分はヌカルミ」と情報をくれた。確かに下りは足元も悪く、登山道とは思えぬ悪路を600Ｍ程下ると、テープが張られ迂回する様に誘導、巻き道の様な新たな登山道に入る。ここからが小屋の情報で得たヌカルミの道。このヌカルミは半端ではない。吸盤に吸いついたかのように靴が抜けない。足を取られ極めて困難。斜面の為、ズルット滑り落ちて行く。ストックは役に立たない。木立に捕まり、前人の足跡を辿る、それでも足が滑って行く。途中からヌカルミに足を取られるのを防ごうと、親切に笹を倒して整備したのかも知れないが、それが滑りを増してゆく。長い下りを三時間、格闘しながらやっと見晴らし十字路に繋がる木道に出た。十字路からは２０分程で原の小屋に到着。靴は大分汚れてしまいましたが、洗い場が有ったので泥を洗い流す事ができた。外のベンチで乾杯。割り当てられた部屋に入り、お風呂で汗を流す事が出来た。

9月12日原ノ小屋7：00出発。今日は尾瀬ヶ原の木道をゆっくり、花を愛で、鳥の囀りを聞き、浮島、水に映る燧ケ岳を楽しみながら山の鼻へ。ビジターセンターに立ち寄り、竜宮十字路（竜宮）の由来を聞く。沢（沼）の先はきっと竜宮城にと夢の有る話を。山の鼻のあちらこちらに熊に注意の看板が気になる。鳩待峠までは登りに。熊に注意。登山道に熊除けの鐘も。熊にには出会わず、無事鳩待峠に到着。バスを待ってると、運転手らしき人からタクシーに誘われる。乗り場に行ってみると先客が。乗合タクシーだった。戸倉で上毛高原行きのバスを待つ間、昼食兼反省会、店主自慢の山菜の天ぷらで舌鼓。12：07発上毛高原行きに乗車

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