11月山行「読図山行」

日程 平成25年11月17日(日)
場所 表丹沢三廻部西500m山域
参加者 大西、松島、染谷、(ゲスト)三戸部 4名
係り 大西
記録 染谷

 渋沢駅8時30分集合、8時45分の大倉行バスに乗車し終点の一つ手前の八幡神社で下車。ここで大西講師よりマップポインターやベースプレートコンパスの使い方などのレクチャーをうける。ぽかぽかと暖かく山麓の木々も色づき、山歩きにはもってこいの天候だ。山里を歩いていると道端に記念碑があった。「これは地図にのっているかな」と松島さん、「いい質問ですね」と大西さん。たしかに地形図(秦野1/25,000)に記念碑の記号がのっていました。

道端の記念碑

山座同定の小道具

 四十八瀬川を渡る橋の袂で、これから登る山の山座同定をする。大西さんのザックから分度器、コンパスグラスなどの道具が次々にでてくる。菖蒲荘・老人ホーム(平成18年に生まれた地図記号)や三廻部病院などのポイントを通過し、いよいよ山道にはいる。 ここからは生徒3名が交代でポイントをチェックしながら歩くことになった。小暗い沢で、ちょっとした沢登り気分だ。三戸部さんの「ゴッツ、オモシロ!」を連発する声が聞こえる。送電線などを目印にして二俣になったところから尾根に取り付く。ひと登りすると林道がでてくるが堰堤の工事用の道で要注意ポイント。さらに登っていくと地図上の林道が現れる。歩きやすい道となるが私達は忠実に尾根をゆき578mピークを目指す。こもれ陽が美しく、ふかふかの落葉の578mピークで昼食をとる。(12:00〜30)

小暗い沢を行く

ランチタイム

 ここから尾根や沢の状況を確認しつつ559mピークを通過し、倒木や枝葉で覆われた山道を歩きやすいところを捜しながら歩き567mピークに着く。地形図からは急斜面の尾根を100mほどくだり、一瞬緩やかになった地点より南東方向に下るというもの。高度計を参考にしながら下ったつもりだったが降り過ぎすぎたようで、ここで初めてGPSが登場。少しの距離を登りかえし、方向をかえ下山した。
やっと人影が見える地点まできたが「私有地(乗馬クラブ)です。出て行ってください」とお叱りのお言葉。鹿よけのネットをくぐり早々に退散する。荒れた林道を歩き、今回のゴールの住吉神社に着いた。

ゴールの住吉神社

 帰り道で畑仕事をしていた女性から呼び止められ、出荷できないお芋の土産までもらい、皆、嬉々としてザッスに詰め込んだ。渋沢駅に16時前に戻れたので、新宿の「思い出横丁」で反省会をして実り多い一日を締めくくった。


Page Top



この改行は必要→