6月山行 浅草岳山開き山行

日程

平成22年6月26日(土)〜27日(日)

行先 浅草岳
参加者 武四会/新井定雄、荒木正弘、金谷修文、下野武司、征矢美樹、高橋重之、高橋郁子、鶴田泰子
     二宮善蔵、平井康司、村松充、山田彬
山遊会/大西攻、喜多功、辻橋明子、中澤喜久郎永田弘太郎成瀬昌基成瀬ヒサ、松田昭郎
     山本憲一 (下線の方は、武四会にも所属)
係り 中澤喜久郎、大西攻
記録 中澤喜久郎

武四会とは、2年前の会津大戸岳山開きに続き2回目の合同山行である。

6月26日(土)
天候は曇り、梅雨前線が日本海に停滞し、雨が降りやすい状況。太平洋側の高気圧が早く押し上げてくれればと期待しながら上越新幹線の東京・上野・大宮からそれぞれ乗車。9時59分浦佐駅到着。19名が顔を合わせる。成瀬御夫妻が仕事の都合で、武四会の征矢さんが夜行バスで守門岳を登り、3名は夕方に入宿。
19名は、迎えのマイクロバスに乗車。国道17号から「そば街道」とも呼ばれている国道252号を30分下り、豪農の舘として知られる目黒邸(国指定重要文化財)を見学。目黒家は戦国大名の会津蘆名氏に仕え、伊達政宗との戦いの後、1590年この越後国北魚沼の広瀬谷の地で帰農したと伝えられ、中世武士の系譜をひく豪農であった。
係員の案内で、母屋・中庭・橡亭等を見学。その後、民俗文化財館へ。雪国の風土の中で創り出され継承されてきた地方の生活用具、かつての暮らしぶりを見ることができた。また、同じ部落にある酒蔵「越後ゆきくら館」を見学。日本屈指の豪雪地として知られ、冬の雪を大切に保存利用した雪中貯蔵庫、造り蔵、土蔵等を案内してもらい試飲室へ。大吟醸酒から日本一のアルコール度46%・秘伝の日本酒など10種類の日本酒を自由に試飲できて満足した人も。


目黒邸正面


目黒邸裏庭から
 魚沼市入広瀬観光係の勧めで、越後ハーブ園散策。ハーブガーデン、ロックガーデン、ローズガーデンとあったが、小規模でバラのみが咲いていた。展望休憩所辺りから守門岳・八海山・越後駒ヶ岳が一望に眺められた。
13時頃、新潟県立浅草山麓エコ・ミュージアムに到着。エコセンターで昼食休憩後、職員の案内で浅草山麓に広がるブナ林、緑豊かな自然を観察。目の前には残雪が残る浅草岳が見えた。エコセンターに戻った頃、ポツポツと雨が降り始めた。
3時過ぎ、今日の宿「音松荘」に着く。温泉に入る人、ビールを飲む人、会話が弾む。
6時より夕食。恒例により当日の最年長、武四会山田さんの乾杯音頭で会食が始まり、各自自己紹介。食卓には山菜、ルイベ、虹鱒の塩焼、地物に地酒。宿からのお酒の差し入れもあって楽しい会食となった。雨は降り続く。明日の登山は心配だ。


ブナ林の中の銀竜草


残雪が残る浅草岳

6月27日(日)
早朝5時、雨は本降りで只見町に電話する。福島県側只見町地区は雨量が多く、5時30分時点で判断するとの返答。
5時40分、再度電話する。山間部の雨量が多いため主催者は中止となった。参加者相談の結果、残念ながら登山中止にして、日帰り温泉に変更。宿を9時頃マイクロバスで出発。お土産を買うため、前日立ち寄った越後ゆきくら館へ。今日も試飲を楽しめた。
魚沼市の神湯温泉(日帰り温泉)に入湯し、昼食のお弁当を此処で食べる。雨はまだ降り続いている。浦佐発13時49分発で帰宅の途に着く。大宮に着く頃には、天候は回復、曇り薄日がもれていた。
只見町観光課の話によると、中止になったのは35年ぶりだそうだ。

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