11月山行:平尾富士・離山

日程 2007年11月10日(土)〜11日(日)
コース 10日:平尾富士(1155.5m)
登山口10:25~10:55→東屋11:15→平尾富士頂上11:30〜12:30→登山口13:10
11日:離山(1225.9m)
登山口13:05→離山13:45〜14:10→登山口14:45
参加者 永田、神田、喜多、辻橋、保坂、山崎、松島(JAC会員)、染谷(JAC会員)  計8名
記録 山崎


 今回の山行は行き先が二転三転、当初計画は石尊山・黒斑山、台風9号の被害で石尊山の登山道が倒木がひどく通行不可能で碓氷峠・浅間山に変更、これも山行当日になり雨のため平尾富士・離山と変わりました。
天気予報は下り坂の不安を抱きつつ東京から予定の長野新幹線に乗車、軽井沢へ到着する頃になり雨が窓を叩きつけるようになり不安は的中。軽井沢駅で保坂さん、神田さんと合流、地元保坂さんのアドバイスで御代田の方が雨の降りがひどくないと言うことで急遽予定を平尾富士へ。
平尾富士は御代田駅の北、上信越自動車道佐久平PAから出ずに滑れるスキー場「佐久スキーガーデンパラダ」が登山口。御代田駅を降りタクシーで登山口へ向かうと雨は上がり紅葉が見ごろの佐久平が見渡せた。ゲレンデを横切り登山コースへ、上りは「忍耐の小径」を登る。途中ベンチにしては大きな四角く切った石がなぜか5つ置いて或るところで小休止、雨がまた降り始めるが傘でしのげる程度、頂上直下はキツーイ登り。頂上には木花開耶姫が祀られている富士浅間神社を囲い込んだ小屋があり、板張りの床に備え付けのゴザを敷いて保坂さん準備のキノコ汁で昼食。地元のスーパーでは今が盛りのキノコを水煮して売っているそうでさすが地方のスーパー。取り分けるときがまた大変、食にうるさい人達が揃っているので中味にキノコが入っていない、肉が入っていないと、貸し切りの小屋で本当に良かった。一休みしている間に雨も上がり帰りは「郷愁の小径」を下る。
御代田駅へ戻り小諸で今日宿泊の菱野温泉「常盤館」の送迎バスに乗る。温泉へ入る前に明日の天気を期待して行動計画を練り、朝食後直ちにタクシーで浅間山荘へ向かう手配をする。ここの温泉の売りはケーブルカーで行く温泉、晴れていれば富士山をはじめ八ヶ岳、佐久平が見渡せる。残念ながら今回は無理、その上11月も10日になれば夕刻ともなれば露天風呂はいささか寒く長居が出来ません。でも紅葉は例年よりも遅かったので真っ盛りできれいでした。夕食は結構盛りだくさんで温かい物、鯉の甘露煮もおいしくお腹一杯、満足満足でした。夕食後さてこれから二次会で盛り上がると思いきや、なぜかお疲れ気味の方が多くそれぞれの部屋を出ることもなく翌朝までぐっすりでした。
翌朝期待もむなしく雨雨雨、迎えのタクシーを待たせて協議した結論。御代田町にある古刹真楽寺を見学後歩いて保坂さんのお宅へ、そこで天気の回復を待つことに決定。昨晩できなかった二次会を開催、今回は初めて参加の方が半数いらしたので自己紹介。時間はたっぷり皆様方のお話は興味深いお話ばかり。前日用意のお昼を食べ、このままでは帰れないという永田さんのご希望に応えるように選んだ山が「離山」。辻橋さんは前日から風邪気味ということで此処までで一足早くご帰京。
その昔皇太子殿下がまだ浩宮と言われていた幼い時分に登られた山。中軽井沢と軽井沢の中間にあり別荘地からのうってつけのハイキングコース。ここでも地元は強い、保坂さんのリードで目いっぱい遠回りして頂上へ。結構アップダウンがあり、頂上へ着くと晴れ間が見え360度の展望、山座同定を楽しみました。永田代表ご満足いただけましたでしょうか。
帰京前に軽井沢駅でお蕎麦を食べようと目的の店へ向かうが閉店、仕方なく近くのお店へ入るもちょっと外れかな。最後まで予定していた通りにはままならずの今回の山行でした。でも思いがけない山に登れたと喜んでいただけましたことは幹事役の保坂さんも私も苦労(?)した甲斐がありました。
(記山崎)


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