6月山行 山伏(やんぶし)

日程 2004年6月26・27日(土・日)
コース 西日影沢登山口7:00〜最後の水場8:10〜ヨモギ峠8:40〜山伏山頂10:30〜11:05〜ヨモギ峠12:00〜西日影沢登山口13:20
参加者 青野興喜、辻橋明子、中村久美子、星一男、江頭精一、永田弘太郎、植木信久  7名
記録 植木信久

 梅雨前線が列島を覆い、前日はかなりの雨量を計測したが、今日は予想に反して天気も良くなり清々しい朝を迎えた。我が家の玄関先に開発から追われた狸が現れ、その晴れダヌキが歓迎。早朝、静岡駅に青野、近藤さんが出迎え、近藤さんとは仕事の都合で駅頭で分かれ、青野さんの車で東京組4人乗車で出発。日本の滝百選に選ばれた安倍の大滝、慶長小判で名高い、日影沢金山跡を散策後、梅ケ島新田温泉にある黄金の湯で汗を流し、新田バス停から2kmの今夜、御世話になる青野さんの山荘に投宿。夜、8時に東海支部の星、江頭さんの二人が合流、青野さんご自慢の新鮮な刺身、生のシラス、サクラ海老、、蒲鉾、特産のコンニヤク,及び豆腐、すきやき等盛り沢山の料理を肴にし夜遅くまで賑やかに歓談。 翌朝、6時に起床、2日酔いでクラクラするが、爽やかな天気と美味い味噌汁で回復。昨年11月8日に安倍山系の八紘嶺に登ったが、山伏が残つていた。山伏と表記し「やんぶし」と呼ばれている。山伏の由来は山梨百名山に下記記載されている。「ある時、追われている山伏が村にたどり着いた。遠くまで来て疲れと安心から休んでいるうちに眠つてしまつた。そこへ追っ手が現われ、刺し殺してしまった。村人達は哀れに思って埋めてやり、山伏の塚と名付けて慰めた」
西日影沢登山口を7時発、途中わさび田、高さ10メ−トル程の大岩を過ぎ急坂をひたすら登って行く。最後の水場からほどなく中間点のヨモギ峠1470mに8時40分着。この時期でも新緑が栄え、紅葉時には素晴らしい景観だと思う。これから、急坂でかなりきついが、ふたふんばり、ひとふんばりで主稜線に到着。山頂へは右に行く。山頂には2等三角点があり、8月上旬にはヤナギラン、クルマユリが見事に咲くそうだ。  今日はあいにく遠方がガスに覆われ富士山、南アルプスの眺望は出来なかった。帰りは元来た道を忠実に戻り登山口に13:20に着く。このコ−スは沢を突き上げて行き真夏でも涼しく充実した山行が出来、推薦したい。青野さん、ご案内していただき本当にありがとう御座いました。皆様、お疲れ様でした。


Page Top



この改行は必要→