2023年1月 個人山行  「 弘法山 」

弘法山の歴史看板


日 程 2023年1月14日(土)
目的地 弘法山
コース 鶴巻温泉駅9:50 ⇒ 10:30吾妻山 ⇒ 11:40弘法山 ⇒ 12:00権現山12:40 ⇒ 13:20浅間山 ⇒ 14:00秦野駅 ⇒ (電車) ⇒14:10鶴巻温泉駅 ⇒ 14:20弘法の里湯にて入浴&反省会16:30
参加者 古閑、江村、渡辺(3名)
記録・写真 渡辺




 この日、渡辺は大失策をやらかしてしまった。まず、目覚ましのセットを忘れ、30分の寝坊。
大慌てで朝食を摂り、家を飛び出したお陰で何と別の部屋で充電したままにしていた携帯を持って出るのを忘れてしまったのだ。
しかも、本来1月定例山行で、久々に9名という大人数の参加者が集うはずだったのだが、当日の朝に天気模様が優れないと言うことで中止の指令が出ていたのだ。
それを全く知らぬまま、7時過ぎには家を出て、新宿回りで鶴巻温泉駅に向かった。もちろん予定通り大鍋とコンロを担いだままである。

 駅の北口には古閑さんの姿があり、そこで初めて定例山行の中止を知らされた。
古閑さんは江村さんと誘い合って高尾山にでも行こうとしていたらしい。江村さんは弘法山に行ったことがないから弘法山が良い、と進言したため高尾山ではなく弘法山になったとのことであった。
もし行き先が高尾山になっていたならば、私は誰もいない鶴巻温泉駅で訳もわからず途方に暮れていただろう。

 駅の辺りは少し前に雨が降った名残が残っていたが、歩き出しから権現山の東屋に着くまでほとんど降られなかった。
「弘法の里湯」、「元湯陣屋」の前を通過し、東名高速道路の下をくぐって登山口に向かう。
この日は気温が高く、登山口の人家の前で着ているものを脱ぐ。
急登を上り辿り着いた吾妻山では高麗山から浅間山に続く山並みと相模湾が見通せた。
ここから弘法山までは、だらだらと続く尾根道を1時間ほど歩く。
途中、善波峠の近くで外国の国旗が並んでいる家が道のそばに見えた。あとで地図を見るとカンボジア憩いの館(カンボジア寺院)とあった。何となくスパイスが匂ってきそうなところだった。

登山口の民家の前にて装備整え中

吾妻山手前の急坂

吾妻山にて山並みと相模湾

弘法山への尾根道を行く

 弘法山には11時40分に到着。本院の軒先には雨を避けるために登山者が何人か入り込んで食事をしていた。鐘楼や井戸を横目に先を急ぐ。
権現山へ向かう階段で外国人の集団に出会う。
下山後に温泉で再び出会い、韓国人のグループとわかった。
権現山の展望所には昼食時に雨を避けようとやはり多くの人たちが集まっていた。
我々は、公園の南端にある東屋へ。荷物を開いて食事を取り始めた頃にポツリポツリと雨が落ちてきた。
  周りに集まる小鳥のさえずりを聞きながら、お二人が持参されたワインを頂きながらゆっくりと昼食を楽しんだ。
残念ながら豚汁はなかったけれど・・・。

弘法山の本社の前にて

浅間山のゆったり尾根

 幸運なことに、昼食後下山にかかった時には雨は止んでいた。
権現山からなだらかな尾根道が続く浅間山へ。
ただし、のんびりできたのはここまでで、この先には急なつづら折りの急坂の下りが待っていた。
濡れた斜面で滑らぬよう細心の注意を払いながら下る。そしてようやく下りきったら今度は街歩き。
車道横の歩道を歩き、「万葉の湯」を横に見て水無川に出た。
このまま車道を行くのもつまらないので、水がほとんど流れていない川の河原を歩く。
途中、河原の草を燃やしながらバーベキューなどをやっている団体に2回ほど出会った。何かの行事か催しをやっているらしかった。
秦野駅から出発点の鶴巻温泉駅に戻り、「弘法の里湯」に入館。ちょうどタイミングよく空いた時間だったのでゆっくりと温泉を楽しめた。
その後は中のレストランにて生ビールで乾杯。味噌おでん、枝豆などおつまみで、じっくりと個人的反省をしたのでした。

急坂を下りきったところ

反省会会場にて


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