御嶽山が噴火
2014年9月27日 11時57分 木曽の御嶽山が突然噴火した。
半年が経った現在(2015/3/27)、依然として57人が死亡、なお6人が行方不明という
科学委員会としても、「安全登山」に関る事象について何らかの活動をすべく、取組を始めるところですが
過去の記録として35年前、1979年10月の御嶽山噴火に関しての記事が「山」に掲載されていましたので紹介いたします
会報「山」416(1980/2) 「木曽御岳の噴火」 式正英
また、過去の火山活動は次のようです
御嶽山の火山活動 |
1978年 |
長野県王瀧村付近で群発地震 |
1979年 |
中規模の噴火(水蒸気爆発)
噴出物は20数万トン |
1984年 |
直下で起きた長野県西部地震
(マグニチュード6.8)で山体崩壊、死者29人 |
1988年 |
低周波地震が多発 |
1991年 |
ごく小規模の噴火(水蒸気爆発)
約3週間前に地震多発 |
1992年 |
火山性地震増加 |
1993年 |
地震増加 |
1995年 |
火山性微動 |
2006年 |
わずかな山体膨張、火山性地震増加 |
2007年 |
ごく小規模の噴火(水蒸気爆発)
約2ヶ月前に地震増加、火山性微動 |
2014年 |
中規模の噴火(水蒸気爆発) |
(10/6付産経新聞より)