下山支部長のヘルメットの上に岩木山が見えます。

 クマゲラの森にて。

 

シラカミ族が出現。

こちらはギンリョウソウ。

2007年6月 ブナ林再生事業概況

    文責 日本山岳会青森支部 事務局長 須々田秀美

6月22日8時15分頃、待ちに待った大島さんが弘前駅東口の待ち合わせ場所に東京からの夜行バス(女性専用だったような)で到着、全員揃いゲートに向け出発。10時過ぎに奥赤石林道のゲート到着、津軽白神森林環境保全ふれあいセンターの青山さんを始め鯵ヶ沢、青森、十和田からの参加者と合流し、テント場に向かう。テント設営後昼食をとり、さっそく作業開始。1班山川班はへ20林班登山道右手、2班中濱班はへ19林班、3班下山班はへ20林班登山道左側の生育不良杉徐伐作業。4班今渕班はブナの苗の生育状況の調査。天候にも恵まれ順調に作業が進む。

夕食後は懐かしい顔ぶれもあり、例によって夜遅くまで歓談が続いた。今回急遽参加できなくなった村田先生を始め、高尾の森の皆様や今渕さん、東海支部の皆様、赤石川を守る会の皆様、下山支部長、高橋副支部長、小川副支部長、岩崎の鹿内さんなど皆さんからお酒やつまみを頂く。謝謝。加えてミズやキノコ、ワサビなど旬の食材を生かした料理を担当していただいた食事班(清野、両高橋、田代、成田)の面々に心から感謝。

23日も終日作業が順調に進む。昼に熊の湯の吉川さんや根深元支部長が訪れる。RABテレビが根深氏と元ネパール大使を取材。山川班も映像を収録されたようだ。

24日はクマゲラの森見学と標識設置や後片付けに分かれて行動。昨年9月には台風の影響で行けなかったので今回こそはとややペースも速くなる。ブナの森の中は日の光も遮られ、時折吹く風の爽やかさは何ものにも換えがたい。11時30分にはテント場帰着。12時撤収、13時前にゲートで解散。今回の参加者は35名。