2004年4月号
100周年記念事業「日本人の足跡を訪ねて」
 海外トレッキング企画の概要(下)
記念登山隊実行委員会 トレッキング担当委員 黒川 惠
 
 本企画は、日本人が辿った山岳地や辺境地を、専門旅行業者との提携によってツアー化し、会員サービスの一環として位置づけながら広く参加者を募集するものです。
● 各企画出発日のおよそ1年前に、募集要項を発表します。
● 各企画出発日のおよそ1か月前に、参加要項を発表します。

       「日本人の足跡を訪ねて」シリーズ (企画概要)

7.アイガー東山稜登山と日本山岳会の足跡を辿る
□ 時期:2005年7月中旬
□ 期間:約10日間
□ 日本人の足跡:1910年以降、本会の先駆者たちが、特にスイスベルナー・アルプスに残した足跡を辿る。ベルナー3山、フィンスターアールホルン、ヴエッターホルン等々。
□ ポイント:アイガー東山稜のみではなく、ユングフラウ、メンヒ、ヴェッターホルン、フィンスターアールホルン等への分散登山と、アレッチ氷河のコンコルディアを訪ねる。体力、技術、お仲間等に応じ、自由闊達にアルプス登山を楽しみ先人を偲ぶ。

8.アルプス3つの北壁と日本山岳会の足跡を訪ねる
□ 時期:2005年7月中旬
□ 期間:約10日間
□ 日本人の足跡:1900年代からアルプス各地で行われた、日本山岳会の先駆者たちのアイガー、マッターホルン、モンブラン等のヴァリエーションや1960年代からの日本人によるアルプス3つの北壁登攀の足跡を訪ねる。
□ ポイント:ヨーロッパアルプス3大北壁と称されるアイガー、マッターホルン、グランド・ジョラスの各北壁を中心に眺めながら、山小屋に宿泊し、日本人ゆかりの地を巡りアルピニズムの真髄に迫る。

9.雲南、東チベット、四川・未踏峰の聳える国を探訪する
□ 時期:2005年10月中旬
□ 期間:約30日間(前半部、後半部でそれぞれ19日間あり)
□ 日本人の足跡:戦前の探検時代を除いても、1979年以降、日本山岳会および関係者が中国西南部に残した足跡は大きい。大ヒマラヤ、トランス・ヒマラヤ、横断山脈等々最近まで日本人や外国人が残した足跡を再訪し、パイオニアワークの薫りを追体験。
□ ポイント:雲南省シャングリラの未踏峰、梅里雪山から日本山岳会隊が初登頂したヤルツァンポー大屈曲点に聳えるナムチャバルワ峰へ。さらに唐古拉(タングラ)山群と四川省の未踏峰地帯を通り、横断山脈の主峰ミニヤコンガ峰まで縦横に訪ね歩く。
<7〜9の担当:(株)アトラストレック>

10.チョー・オユーBCとナンパ・ラ(峠)越え
□ 時期:2005年9〜10月
□ 旅行期間:19日間
□ 日本人の足跡:1987年、カモシカ同人隊による中国側からのチョー・オユー登頂。
□ ポイント:シェルパ族の移住ルートで交易ルートであるナンパ・ラ(峠・5716m)を、チベット側からネパール側へ1週間のトレッキングで踏破する。

11.シルクロードと天山ヘリ・ハイキング
□ 時期:2005年7月
□ 期間:13日間
□ 日本人の足跡:1925年、第1次大谷探検隊。その他。
□ ポイント:天山とパミールを擁する中央アジアの天山北路をたどり中国からカザフスタンへ。花咲く高原の登山基地から、ヘリコプターで名峰ハンテングリ直下の氷河上のBCへ飛ぶ。

12.サヤン山脈最高峰登頂とバイカル湖
□ 時期:2005年6月〜7月
□ 期間:11日間
□ 日本人の足跡:江戸時代の回船船頭、大黒屋光太夫はアリューシャン列島に難破漂流後、カムチャツカ、イルクーツクへ辿り着き、また明治から昭和にかけては考古民俗学者の鳥井龍蔵博士がアムール川をイルクーツクまで調査した。
□ ポイント:シベリアの真珠とうたわれるバイカル湖、そのバイカル湖に注ぐイルクート川はサヤン山脈を水源とする。サヤン山脈の最高峰ムンク・サルディエン峰3491mへの登山。

<10〜12の担当:(株)ウェック・トレック>