|
●対象:刃物ヶ崎山東南稜
●期間:3/10〜11
●メンバー:岩下、三好、榎並 (日本山岳会青年部)
12/17にJACの青年部のフリークライミングコンペに行ったとき、岩下さんにあって、誘われたのが始まり。浦和浪漫にいたときの、岩下さんの記録はいろいろ見てたので、話は早かった。
問題は、クルマがないことだけだったが、2日くらい前になって、みよしさんを誘ったら、のってきてくれた。青年部のおかげで、パートナーが次々、広がってゆき、ほんとありがたい。
9日
買い忘れた寝酒を買うために、渋川ICから下道で行った……なので、寝たのは2時間くらい。
10日 (雪一時曇)
昨日着いたときから、雪が降り続いている。須田貝ダム下の東電電力館を7:35発。八木沢橋までは、冬でも除雪をしてるため楽だが、ここからは膝上のラッセルとなる。
八木沢ダム10:20、この先で一端、晴れ間がのぞくほどに天候は回復するが、すぐにまた雲に覆われてしまった。春山気分を味おうとしてた目論見外れてしまったが、3月頭まで会社の論文発表の準備で、週末も潰されていたので、山にいるだけで楽しい。
結局、寝不足で調子がイマイチのこともあって、家ノ串山の下までしか行けなかった(15:00)。
あとは、次々とつまみが出てきて飲んだくれる。(そういえば、この前の八つのときのエンドーは「食糧は任せてください」といいながら、α米具なしカレーで、つまみも酒ももってこなかったのであるが、さすが社会人山岳会の人達は違う!と感心することしきり)
11日 (雪)
5:10発。相変わらず、しんしんと雪は降り、視界は悪い。予定してた東壁はあきらめ、ノーマルルートの東南稜から、頂上を往復することとする。東壁への下降点には、一昨年の3月連休に、岩下さんがきたときの赤布があったが、それが掛かった枝の位置は、いまは膝あたり。1mくらい雪が多いのだろうか。
そんな雪の量なので、ガス間にみえる、この先の東南稜は迫力があって、けして侮れない。
きのこ雪のついた下からロープを出す。左にトラバースしたあと、クレバス帯に運よく雪がつながったラインを、岩下さんがうまく拾う。
最後の雪壁は、雪が少なければ左側にトラバースできるらしいが、頭上の雪庇が今にも崩れそうで、これはまずい。そこで直上し、張りだしの少ないとこを切り崩し、山頂へ立った(10:40-11:00)。
ここまで連続、ロープ5ピッチ、思った以上に楽しめた。
下りも丁寧にロープを出して下る。さらに、その先の樹林帯では、行きのトレースが早くも消えており、時間を食った。風がないので、それほど降っている気はしなかったのだが…。
ただ、家ノ串への登り返しの途中で、一瞬だけ視界が晴れ、東壁が姿を表した。岩下さんに見せてもらった写真では、ブッシュがうるさく見えたのだが、今日のは純白で、神々しささえ感じる。最後の最後になって姿を見せるサービスは、実に心にくい。
幕場に15:00、撤収後15:40発。
八木沢ダム18:15、車には20:40になってしまった。
というわけで、上毛高原発の最終の新幹線に間に合わず。しょうがないんで、下り最終の新潟行きに乗り、長岡で下車、夜行快速のムーンライトを待つ。ちなみに、みよしさんは上毛高原で木下さんを拾い、荒沢山マイナーリッジに向かった。岩下さんと二人、長岡駅の待合室でぐったりしながら、感心することしきりである…(このあと、また一緒に行って、ますますこの人はすごいと思うわけなのだが)
翌日、5時新宿着。7:00に茂原に着いて、すぐ会社に向った。
目当てのルートは登れなかったが、東南稜でもなかなかの手応えだったし、なにより、これだけ長く歩けば満足。
|