●対象:檜又谷大スラブ
●期間:7/16
●メンバー:榎並(日本山岳会青年部)、橋本(東大WV部OB)


 橋本氏がレンタカーを借りて前夜発の予定だった。が、彼は土曜こそ車を借りたが、デートが終わると、それを返してしまったのだ。で、結局日曜朝イチの新幹線で行くことなった。
 前夜、橋本氏の会社の寮に集合。うちの会社と大違い、ホテルみたいなキレイな寮だ。
彼はごそごそと準備し出すが、なんとエイト環がないことが発覚。私も一つしか確保器を持ってないので、当初考えていた、荒沢山のマイナーリッジor風穴スラブは厳しそう。そこで檜又の大スラブに予定変更。ここなら、ロープ出す場面があっても、半マストでなんとかなるでしょう。(まあ私はさして気にしてないのだが)この手際の悪さを申し訳なく思ったのか、橋本氏は「今度、会社の同僚の女の子を紹介する」とのたまう。が、そういえば、その後いつまでたっても音沙汰無し…、この話、もう忘れられたのだろうか??


16日 (晴時々曇) 
 東京駅6:00発で、もう8:40には土樽駅を歩き出す。下手なゲレンデより、よっぽど近い。予報は降水確率60%とイマイチな内容だったが、晴れ間がのぞき上々の天気。緑がまぶしくて、やっぱり山に来るとそれだけで気持ちいい。ここ中3週、仕事の忙しさからかおっくうがって、ゲレンデと人工壁に1回行っただけだったが、日帰りでも、どんどん山に行っときゃ良かったと思った。
 檜又谷左岸の踏跡を、はっきりしなくなるまで詰め、沢に下りる。やがて沢は一面の雪渓となり、しばらくで大スラブの出合(10:35-10:40)。
ちょど出合の滝の抜け口に2人パーティーがいた。(てっきり男2人だと思って、雪渓上で大便をしたが、稜線に抜けたから追いついてみると若い男女のペアだった…)
 出合の20m滝は、雪渓が不安定に切れてるので、左の藪から高巻く。水流に戻ると開けた上部のスラブが見える。「大スラブ」と名前はギョウギョウしいが、傾斜はまったく寝ており、またブッシュ混じりであまりすっきりしない。ただ詰めの藪までの間、延々つづく距離は長く、その間、思い思いのルートですたこら登ってゆけるのは楽しい。
 大スラブの頭12:40-12:55。出合から、わずか2時間で登ってしまった。
ひとしきり藪をこぎ、武能岳の下の稜線の登山道に出る(13:25-13:40)湯檜曽川の対岸の大倉沢は一面の雪渓、やっぱ今年は雪が多い。
 あとは歩きやすい蓬峠からの登山道を下り、土樽駅16:10着。
 沢自体は短く、とりたて困難なとこもなく、さして印象に残らなかったが、久々に山の中にいること、それ自体が嬉しかった。谷川周辺の沢は、1日でふらっと来れ、内容もさまざまなものが選べるので、いくらでも通いそうだ。