●対象:大菩薩南嶺 藤沢川左俣〜恵能野川左俣〜大谷ヶ丸〜西尾根
●期間:12/3 (晴)
●メンバー:榎並(単独)


 10/22に幽の沢に行ったあたりから、仕事が忙しくなって、それから5週のうち4週、土曜出勤という有様で、まったく山に行ってなかった。まあ、頑張れば日曜だけは山に行けるのだが、どうも仕事に活力を吸い取られてしまい、ダラダラとした日々を過ごしてしまった。どうも毎年、11月は日が短くなるのと共に、気分まで落ち込んでいき、こんな感じになってしまい、好きじゃない。
 さて12月に入り、年末の計画を考え、そろそろトレーニングでもせねば、、と思ったが、元来、トレーニング嫌いな私は、山に行くのが一番いいようだ。そこで思い立ったのが、ちょうど笹子トンネルの上にあたる、この山域。アプローチが近く、標高も1500mとそれなりにある、なのに丹沢や奥多摩ほど人ずれしてないので、好きな山域だ。この季節だと、雪の富士山が間近なのも、なお良い。
 土曜日の英語の研修を終えた後、大月駅まで行き、冬シュラフに包まって駅寝。で、朝、余計な荷物をロッカーに詰め出発。日曜朝に家を出てもよいが、それだと起きるのが嫌になって中止する可能性が多分にあったので、この手を取った。
 初狩駅7:10発。藤沢集落から林道を詰め、さらに標高800m付近の踏跡が消えるあたりで入渓。標高950mあたりからは地形図から想像される通りに、谷は広がりなだらかな傾斜となる。やさしい冬の日差しの下、地図をみて思いついた自分だけのルートを、さくさくと落ち葉を踏みしめながら歩く…、幸せ、しあわせ。
 滝子山から東に延びる尾根の標高1220m付近に詰め上げ、これを乗越し恵能野川左俣に入る。下りたあたりからしばらくナメ滝が続き、美しい。しかし、日が当たらないので、まわりには雪が見え、水流近くは氷結してるとこがあり、慎重に進む。もう沢登りやるには遅いんだろうな…。
 日の当たるとこに出て、しばらく昼寝。気ままに、目が覚めるまで一眠りするのは、実は単独行の、最大の楽しみかもしれない。
 滝子山北の稜線に10:30。下山は、登山道を下るのはおもしろくないので、大谷ヶ丸から西に落ちる登山道のない尾根に取ることにする。下部こそはっきりした踏み跡があるが、上部には気配なし。ただ、この時期のこの山域だから、ヤブというのではなく、冬枯れの木々の間をふらふら歩けばいい。途中、また昼寝した。武田家最期の地、景徳院に参拝した後、甲斐大和駅に13:30下山。