●対象:五十沢川下ノ滝沢
●期間:7/31〜8/1
●メンバー:榎並、山田 (慶大山岳部OB会)


 30日、夜、車で離京、五十沢キャンプ場で仮眠。


31日 (快晴) 
 キャンプ場6:10発。
 二合目の取水口までは地形図にはない道があり、わかりにくい。我々は不動滝の下まで右岸を行く道を使ったが、帰りに歩いてみると、キャンプ場から林道を辿り、割石沢出合先で直上し水平道に出るルートが一番歩きやすいようだ。
 二合目からの大高巻道をひーこら越え4合目9:00着、10:00入渓。
 下部ゴルジュは2回左岸を高巻いて抜けるが、両岸に草付の発達がなく、木がすぐそこにあるので圧迫感はない。 ただ何せ、暑い。そんでもって高巻きが続くんで、もう参る。 当初は初日に大滝を越えようかとも思ったが、途中1時間昼寝する始末。
 結局、上部ゴルジュ帯入口の岩畳に14:15着、右に少し上がったほとんど傾斜のない草付にツエルトを張り、岩畳の上で焚き火してのんびりした。


1日 (快晴) 
 4:40発。上部ゴルジュ帯も左岸から巻く。
 やがて150m大滝が圧倒的な迫力で望めるが、支流との間の尾根まで追い上げられてしまったので、途中の岩峰から15m程懸垂。 草付帯に戻り、大滝の抜口と同高度のトラバースに入る。途中の枝沢を横切る所の残置支点があり、ここからは大滝上の50メートル滑滝の下へ降り、この滑滝を水流右から越えられそう。 が、もうちょいなんでそのまま巻いて落口へ(7:00-20)。落口は緑の草付が美しい絶好の休み場。
 ここから両岸スラブの中、滑滝が連続するこの沢のハイライトとなる。正直、下部は巻きばかりであまりおもしろくなかったが、このスラブ帯の美しさを味わうとそれも許せてしまう。
 スラブ帯最後の滝を左から越えると、一気に源頭の様相となる。この先で雪渓が現れるが、それも一部。今年は雪がそれなりに残ってるはずなのに、源流のごく一部にしかないというのは、この沢が北西面に位置することの他に、どんな地形的要因があるのだろうか、気になるところだ。
 もう楽に稜線に出るはずだったが、巻機山始めての私が山頂に抜けようと唱え、右俣の左沢に入ったせいで、はまる。手早く抜けるには右俣の右沢を取るべきだったようだ。唐突に現れた10m滝のぼろぼろの右壁直登にザイルを出し、最後も30分近く藪漕ぎする羽目になり、山頂着は10:30。

朝日岳とのジャンクションまで行き、利根側を覗くほどにのんびり展望を楽しんだ後11:40、割引岳経由で下降開始。道は思ったほど悪くなかったが、予想通り暑さでバテる。ここ2週、入山してなかったが、夏ってこんな暑かったんでっけ?。頭くらくらで、大窪沢渡渉点で水をがぶ飲みし大休止したりで、時間を食いキャンプ場着は17:20。
 風呂・飯をしっかりおさえんたんで、車では茂原に帰れるか怪しい時間となり、六日町で山田氏と別れ新幹線での帰京となった。