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●対象:浅草岳〜毛猛山〜未丈ヶ岳〜銀山平 5/2〜4まで慶應高校山岳部の北八ツ縦走を引率、茅野から松本・長野・飯山と回り、4日は小出駅泊。 5日 (雨のち曇) 始発で大白川へ行き、6:45発。じめじめとした雨の中、1時間強、車道を歩き浅草山荘から取り付く。しかし、ヤジマナ沢と白崩沢の出合に至るまでの複雑な台地上で夏道を見失う。 一端、ヤジマナ沢まで降りるものの雪解けの増水した流れに阻まれる。結局、遠回りになるがヤジマナ沢の左岸の尾根から登ることとする。途中、一部傾斜のきつい藪うぃ漕ぐが、おおむね雪堤歩きが続いた。 1420m付近でヤジマナ沢右岸の夏道の尾根と合わさると、やはりトレースがついていた。下部はどのようにルートファインディングしたのだろうか?。 登るにつれ天候は回復に向かい、ちょうどうまい具合に山頂につく頃、雲が切れて晴れ渡る。 山頂は13:20-14:10。目指す毛猛・未丈山群に、振り返ると守門が大きく、下田川内や御神楽も望め、エアリアマップを広げしばし山座同定を楽しむ。鬼ヶ面山付近の縦走路はほとんど雪が付いていないが、南岳からは傾斜が緩み気持ちのよい雪原となり、その真ん中に16:45,設営。 6日 (晴) 4:35発。六十里峠までは夏道、またそこから登り返す962mPは雪が拾え、楽に進む。しかしここから前毛猛まではほとんど雪がない。とはいえ20mあまりの間隔で赤テープがあり、所によってははっきりとした踏み跡まであり、思ったより早く進み、前毛猛7:45。 だがさすがにこの先はテープは皆無で微かな踏み跡が所々にある程度。毛猛沢の深い切れこみの対岸には太郎助山からの稜線が競りあがり、奥の盟主、毛猛は遠い、遠い。 1001mP付近は雪堤歩きで快調だが、1176mP先は藪岩稜で苦労…、雪が付いてるか否かで、大幅に進行速度が異なってくる。 ようやく辿りついた毛猛は三角点があるのみでプレートさえないが、未丈への山並みが手に取るように見える。また越後駒・中の岳が予想外に大きく見えたり、“只見半島”の猿倉岳が鋭鋒で格好良かったり、普段見なれぬ角度からの展望が新鮮で、思わず長休みしてしまった(13:50-14:15)。 ここからは稜線の山容が穏やかになるせいか、雪がおおむね残ってるので快調に一の沢山(1215mP)まで進み、ここで設営(16:05)。振り返ると、毛猛はドーム状で北面程の迫力がないものの、その西の桧岳の三角錐が目立った。 7日 (快晴) 4:35発。だいたい雪の上を歩けるが、二ノ沢山(1239mP)の登り、赤柴山(1352mP)の下り、1376mPの登りなどには雪がない。ここまで来ると当然ながら踏み跡は皆無、湾曲した潅木の藪漕ぎはこれまでの経験の中でも、かなり厳しい部類のものとなる。おまけに新潟で最高気温が25度を越える暑さ、藪を漕ぐとすぐ頭がくらくらする。そんなわけで大鳥岳の先と未丈の山頂(11:45-12:40)の2回、昼寝を決め込む。 暑すぎてバテたといえばみっともないが、周り全て山の環境を独占しての昼寝は贅沢そのもの、社会人としては(??)これがぐらいの余裕があっても いいだろう。荒沢岳の北面の雄姿が近づき、それが目の前に迫った日向倉山で16:40、設営。 8日 (晴時々曇) 越後駒まで行こうか迷っていたところに朝方、一時雨。前日の昼寝で楽を味わってしまった体はすっかり腑抜けて、惰眠をむさぼる。 9:25発、赤崩山の手前から、沢筋を一気に駆け下り、あっという間に銀山平で10:40下山。バスまでの2時間半、酒の弱い私としたことが一人なので大瓶を頼み、ぐてんと酔っ払った。山深さを存分に味わった山行を振り返る小出までのバスからは新緑が綺麗だった。
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