●対象:越後/北ノ俣川滝ハナ沢
●期間:9/28〜10/1
●メンバー:榎並、千原 (慶応大学山岳部)


9/28 (曇時々雨)
銀山平14:30〜16:55入渓点
 銀山平から白沢林道、その先の巻き道もはっきりしており岩魚沢出合の手前まで入る。


9/29 (雨時々曇)
TS5:25〜懸垂1P〜滝ハナ沢出合8:45〜懸垂計3回〜SB高巻開始13:25〜小ルンゼ懸垂1P、他2P〜高巻中TS17:00
 朝から雨だが、上がりそうなので出発、(結局一日中降っていた)。長雨の影響で水量が多く、滝ハナ沢出合までのゴルジュから苦労する。
 滝ハナ沢で3回懸垂し、広河原に達し、沢が左に曲がるとスノーブリッジ(以下SB)出現。降雨中でもあり、見るからにヤバそうなので左岸を高巻く。
 草付なんぞ恐ろしくてトラバースできないので、その上の密薮にルートを取る。途中、流入する枝沢を横断するのに懸垂1Pと登り返しに2Pを要し、絶望的な大高巻である。わずかな平地で夜を明かす。


9/30 (晴時々曇)
TS6:15〜懸垂1P〜7:40高巻終了〜40mナメ状滝3P、SB2箇所計4P、懸垂1P〜上部二俣右尾根14:10〜駒ノ小屋TS17:40
 40mナメ状の滝の下に懸垂し、長い高巻きを終える。40mナメ状の滝は左岸のスラブを登って越すが、ここからも息つく暇はない。ちょっとした滝でも、もし直登出来ず巻くとなると、草付の上まで登り懸垂(ザイル2本必携)で下降せざるを得ないので、時間を食う。
 また、上部の両岸は100mあまりそびえる圧倒的なスラブで、SBに巻くという選択肢はない。潜るは全く考えられず、うまくシュルントの開いていないところを見つけ、乗り降りするしかない。
 上部は2箇所SBがあり、はじめのは右岸の側壁スラブを1P登った所から乗り、乱氷帯を滑り台の要領で右岸小リッジに移る。次のはこの小リッジから懸垂で乗るが、大滝の二俣の手前でクレバスに遮られ、大滝には取付けず、右俣の左岸に逃げた。
 右俣は、この上で7段200mの連瀑を作りとても登れそうにないので、このまま薮を漕ぎ、1736mPの登山道へ抜けることとする。
 厳しい沢を抜けた後の、夕焼けの空の下に広がる南会津の暖かな山並みの景色は忘れられない。


10/1 (快晴) 
山頂往復後TS7:50〜12:10大湯
 寒くて眠れないと思ったら、朝ツェルトに霜がついていて納得。まずこの夏2回目の越後駒山頂へ。快晴で、小屋の親父に山座同定を手伝ってもらう。この親父、なんでも小屋からスピーカーで登山者に注意を飛ばすとんでもない奴らしいが、どうみてもいい人である。水無川北沢、オツルミズ沢、佐梨川奥壁・・・(でかい口、叩き過ぎ?)、越後駒には何度も足を運ぶことになろう。後は、駒の湯、さらに大湯へと降りた。