マナスル峰 2005年 事業委員会登山隊

趣旨

日本山岳会は来る2005年秋に創立100周年を迎えます。現在、多くの記念事業が各方面で企画され、多数会員の協力と参加で実現に向っています。
 私達、事業委員会でも<より多くの会員が共に楽しむ登山を企画、実施する>ことを心掛け、毎年数多くの国内登山を実施・運営して参りましたが、記念事業として、会員よりの要望が多かった「国内で実施するような気軽な形」での海外登山を企画するに至りました。会員の方々から、業者また支部主催のトレッキングには参加したが、出来うれば海外の登山活動とし、JAC企画で「一度ヒマラヤの高峰へ」の声に適うものです。
 昨2003年には処女峰『カングリ・シャール(6,716m)』に、本年は『テンギラギ・タウ峰(6,943m)』に隊を出しました。いずれも登頂は叶いませんでしたが、若き日の青春の血を沸き立たせる挑戦で、充分にヒマラヤの氷雪と岩を楽しむことができました。
 2005年は、日本人が初登頂した唯一の8,000m峰、マナスルへ。登頂50周年を記念して、本会員が“できるだけ多く参加出来る隊”目指し、この計画が立ち上がりました。
 今回のマナスル登山は、隊員の条件に年齢・性別は設けず募り、新しい潮流の会員ニーズに沿った登山隊として登ろうと考えるものです。志を同じくする会員が、ヒマラヤの懐の中で活動できる喜びを共有し、“自然にやさしく、環境には厳格に”のモラルを守り、自分達の力量の範囲内で、安全かつ充実した登山を実行し、頂上を目指したいと思います。成功のあかつきにはその喜びを、皆様とともに分かち合いたいと考える次第であります。
 以上の趣旨をご理解のうえ、是非ご支援とご協力をいただけますよう、会員ならびに関係各位に、心よりお願い申し上げます。

マナスル峰2005年―日本山岳会事業委員会登山隊
                     総隊長 朴元鍾徳

登山日程

平成17年(2005)4月15日〜6月1日 47日間

日程(予定)
第1期

第2期



第3期



記録
4月15日バンコク経由でカトマンズへ
16日カトマンズ滞在、18日まで準備、19日ヘリコプターによりケルモカルカ(3800m)へ、ベースキャンプ入り(ヘリ輸送3回) 
4月20日〜26日 高所順応活動
27日〜5月21日 登山期間
5月22日 登山活動終了
(登山活動が延びた場合、帰路隊員のみヘリコプタ-下山)
23日帰路キャラバン開始 カトマンズへ
6月1日空路 帰国
現地日報・ルート
隊の編成
総隊長  朴元 鍾徳  潟Oリーンベル代表  東京農業大学山岳会  62歳
1965年東京農大韓国雪岳山、1965〜66年ネパ-ルクンブ・ロールワリン・ランターン・アンナプルナ・ルンバスンバヒマール トレッキング、1968年カナダ・ローガン(5998m)、1970年ヨーロッパ-アルプス、モンブラン・マッーターホルン、1989年キリマンジャロ、1991年アコンガクア、1994年ワスカラン、1996年西チベット・ヤルツアンボ河源頭、1998年ネパールドルポ入域、2003年JACカングリーシャール登山隊隊長、JAC2004年テンギ・ラウ・タウ登山隊隊長
 
登山隊長 大蔵  喜福 オーツー代表 JECC,カモシカ同人、日本ガイド協会所属  54歳
1972アイガー、モンブラン等、1976アメリカレーニア、ヨセミテ等、1979ネパ-ルダウラギリU・V・X初縦走、1983〜84冬季チョモランマ北壁、1984〜85冬季ナンガパルバット、1985〜86冬季チョモランマ北壁最高到達点記録保持者、1987北朝鮮冬季白頭山等、1987チョーオユー無酸素登頂、1987〜88冬季アンナプルナ、1990から2004まで15回マッキンリー登頂、2002、03連続チョーオユー登頂、2004シシャパンマ登頂、エベレスト(チョモランマ)5回挑戦、6000m峰8座登頂、他、
1976甲斐駒サデ大岩冬季初登、1977一ノ倉沢滝沢右稜冬季初登
 
渉外・通信   小川  武  椛「建築設計事務所   芝浦工業大学山岳部OB会  62歳
1966年ハンター(4441m)第3登、フオーレーカー(5303m)北東稜初登
2002年ハンテングリー(7010m)登頂、 2003年マッキンリー(6194m)登頂
2003年チョーオユー(8201m)登頂、 2004年チョモランマ遠征
 
食料・装備    南井英弘                  関西学院大学山岳会  69歳
61年関学ペルーアンデス探検隊、コルディエラ・ブランカ、アヤカチ、ビルカノータ山群で登山
72年アルプス周遊、73年アルプスでメンヒ登頂、74年モンブラン三山縦走、
74年10月ゴウキョまでトレッキング、80年モンテロザ、マッターホルン登頂、
81年フーシェ谷カプルーからチャラクサ氷河までトレック、97年ブルダール5602m/5400mまで、98年スコロ・ラ東峰5670/5300mまで、99年ゴンドコロピーク5650m登頂、
00年ディルゴルゾム6778m登頂、01年スパンティーク7027/4500mまで、
02年ムスターグ・アタ7546m登頂、03年バルトロ氷河トレッキングの後ゴンドコロ峠越え、
04年シシャパンマ中央峰8008m登頂
 
記  録   河野  長 岡山大学固体地球研究センター教授東京大学スキー山岳部OB  65歳
58〜62年東京大学スキー山岳部で年間約100日登山、1963年東京大学カラコルム遠征隊バルトロカンリー(7312m)初登、1970年日本山岳会エベレスト隊8500mまで、
1974年キリマンジャロ登頂、1981年ワイナポトシ5900m(ボリビアアンデス)、
1980年〜現在年間10〜20日間ヨーロッパーアルプス登山、
国内南・中・北アルプス(主に積雪期・縦走登山)
 
会  計    三原  洋子                     女子登攀クラブ  63歳
1987年バギラッティーU(6512m)インド、1989年レーニン(7134m)タジク共和国、
1993年デマバンド(5671m)イラン、2000年メラピーク(6431m)ネパール、
2001年ピコ・デ・オリサバ(5610m)メキシコ、2003年アララト(5137m)トルコ、 
2000年サハマ(6542m)ボリビア 
 
医  療    千葉  正道  宮城県成人予防協会中央診療所  日本登山医学研究会  61歳
1962年より2004年まで日本国内の山々を登山、2003年キナバル(4095m)マレーシア、
2004年アンナプルナトレッキング山域
 
庶  務    永田 由紀子    永田永寿堂代表             東海支部  58歳
1969年より2004年まで日本国内の山々を登山、
1988年〜2003年富士山頂マラソン登山継続参加、富士登山駅伝
事務局

社団法人 日本山岳会
   〒102-0081 東京都千代田区四番町5−4
   Phone 03-3261-4433 Fax 03-3261-4441

留守本部

長久保 浩司(事業委員)
   〒169-0051東京都新宿区西早稲田3−1−3西尾ビル Phone 03-5273−9321

現地連絡先

在ネパール日本大使館
   Panipokhari, Kathmandu, Nepal
   TEL 001-977(国番号)-1-426-680/Fax 001-977-1-414101
エージェント
   ROLWALING TREK & EXPEDITION (P)LTD.
    Hotel YAK&YETI Plaza.Dubarmarg,PO.Box No3870 kathmando Nepal
    TEL 001-977(国番号)-1-4226757 /Fax 001-977-1-4228823