中央分水嶺踏査登山活動報告

首都圏U・つくも会

締めくくりは温泉で

 つくも会に割り当てられたのは、上越国境の三国峠から稲包山、白砂山を越えて野反湖まで。稲包山から白砂山までの区間は登山道がなく、しかも熊が出没するような噂も耳にした。@与えられたコースを切れ目なくつなぐこと、Aできるだけ多くの会員が参加すること、を念頭に検討を進めたが、難易度の高い区間が含まれていたため、会員の技量・力量を考慮し、3つのステップに分けて実施した。

 ステップ1の偵察山行は2004年の3月上旬につくも会代表の徳永、分水穎担当の芦澤ほか会員2名のパーティーで実施。雪庇や強風を伴った吹雪に行く手を拒まれ、三国峠からキワノ乎ノ頭手前までの往復に留まった。

 ステップ2は同年5月の連休に分水頬担当の芦澤が実施。残雪期の単独行に加え野反湖から三板峠と最も困難な区間の路査となるため、無線機、GPS、発炎筒、熊避けスプレーなども携行し万全を期した。脆くなった雪庇、背丈を覆うほどの薮こぎに悩まされたが、幸い天候には恵まれ予定通り2泊3日(テント泊)で無事に踏査を終えることができた。

 ステップ3は同年9月下旬の連休に実施した。残 された三国峠から三坂峠の踏査には一般公募の仲間1名を含む総勢16名が参加。三国トンネルの新潟側坑口脇の登山口から取り付き、一路三板峠を目指した。長倉山から先、見通しの良い国境の稜線上を歩 くこと約5時間、三坂峠に到着し三国峠から野反湖 までの踏査が完結した。下山後、宿泊先の猿ヶ京温泉で蹄査完結を祝い盛り上がった。

(柴山 信夫)

首都圏Uのページへ

戻る

.