中央分水嶺踏査登山活動報告
京都支部
「ロマン」と「ゲーム」としての分水嶺 京都支部は京都府と滋賀県の分水額を拇当し、福井県境の大御影山(950m)より、兵藤県境の三国岳(508m)までを踏査することとなった。2004年4月に三国岳をスタート、月1回支部例会のかたちで15回実施し、2005年7月、無事終了することができた。参加者は会員35名、非会員11名、延ベ231名であった。期間中雨で中止となったのは1回のみ、後は天候にも恵まれ順調に線を伸ばすことができた。第2回(2004牛6月)からは大御影山より南下し、小野村割岳を中間点とした。第9回(2005年1月)以降は冬季の積雪を避け、観音峠から北上し、小野村割岳(932m)が終了点となった。
周知のとおり、近畿地方の北中部より北東部は重畳とした山並みが続くが、険しい山岳地帯ではない。標高も踏査区間は1000m以下の山嶺で、里山を繋ぐ部分が多く、気負い文つことはなかった。大御影山より三重嶽、古里ヶ岳、三国岳(三国峠776m)間はブナ林が美しく、演習林の外縁である三国岳から海老坂は台杉やモミ(ツガ)の巨木に感嘆した。海老坂と園部の三国岳間はやや複雑な地形を含み、区間最低地の日吉平(205m)を通過した。全行程とも、径、踏跡、切り開きに助けられ、薮に苦労した部分は少なかった。
若狭湾に注ぐ北川、南川、琵琶湖に流入する石田川、安曇川に始まり、由良川と大堰川などを分ける山嶺を歩く企画に、筆者は「ロマン」を感じ、全行程に参加した。主目的の「計測」もさることながら、忠実なトレースの必要な距査に「ゲーム」としての面白さが加味された。そのため、直下に林道が敷設されている区間も、あくまで分水頼にこだわった。
最終回には斎藤元会長も参加され、小野村割岳で横田支部長の音頭で、ささやかな乾杯をあげたが、お祭りの終わりに、メンバーは安堵と一抹の寂しさを感じたようであった。
磯部リーダーと車の移動・回収を引き受けてくれたサポート隊に深く感謝したい。
(横田和雄)
支部の最終踏査となった小野村割岳で
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