支部の山

 
信濃支部 「有明山」

小山内庸人会員 撮影

安曇野から四季折々を通じて美しくも厳しいその姿を仰ぎ見ることの出来る、別名「信濃富士」「有明富士」とも言う。
「天の岩戸」伝説を有する霊山で険しい岩山でも有りその登山道は急峻で樹々も密集していて各地の数々の修験道の山、信仰の山々に比較しても最高に体力を消耗する山である。又、日帰り可能な数々の山の中でも最高難度の山と思われる。
登山口は3ヵ所あり、ここで言う所の登山は表参道コースと言われるもので、黒川沢口より黒川沢を遡り、荒崎滝、妙見滝、白川滝、石門などの行場を経て落合(6合目)で稜線に出て、さらに剣岩、獅子岩、岩窟等を経て有明山神社奥社のある山頂に達する。下山は落合まで登路を辿り、これより表尾根を経由して黒川沢口に至る道を利用する。
(他のコースは中房温泉からのものと松川村、馬羅尾沢からのコースがある)
三十数年前登った折に相当厳しい山行だったと記憶していたがこの7月、改めて試してみたところ、やはり一層その感を強くした。体力チェック、山屋としての現役度チェックの山として是非お薦めしたい。全山石楠花だらけで、時期にもよるが沢沿いで大山レンゲの可憐な花にも出会うことが出来るし、唯一広場のある山頂には黄、紅、白等のとりどりの花が咲いていた。
 

  中岳頂上より常念岳と大天井岳方面を望む

  中岳にある祠 後ろは燕岳の稜線

  松川村の奥社(北岳にある)

  白川の滝&

   「有明山  妙見の滝」